テクノストラクチャー工法は、パナソニック電工が開発した新しい木材住宅工法。
オリジナルの複合梁と接合金具を使用し、邸別の構造計算を行うことで
今までの木材住宅の良さを伸ばしながら、弱点を強化しました。


その1 テクノストラクチャーの語源って何?

テクノはtechnical(テクニカル)の略で「技術的」とか「科学の」という意味です。

ストラクチャーは「構造」という意味です。

ゆえに「技術的な・科学された構造」という意味で、パナソニック電工鰍ナ名付けられた造語です。

その2 CMとかで見たことがないけどメジャーな工法なの?

テクノストラクチャーはパナソニック電工鰍ェ平成7年より発売し、累積棟数で15,000棟になります。

一年間で2000棟以上を建設しています。CMをあまり放送しないのは、出来るだけ宣伝費等を抑えてお求め易い価格でお客様にご提供できるようにしているためです。

実績は十分の工法なのです。

ちなみに、平成18年3月23日付の日本経済新聞の全国版に一面カラー広告を掲載致しました。

その3 テクノストラクチャー工法をつかうメリットはなに?

「安心な木の家」を作れることです。
今までに木の家には以下のような弱点がありました。

・地震/台風に対して本当に大丈夫なのか根拠を持って示せなかった。

・経年劣化(ドア・ふすまの開閉、床鳴り、等)を避けられなかった。

・建築を担当する職人の腕によって家の出来の良し悪しが決まってしまう。

・広いリビング・吹き抜け等は勘によって設計施工することが多かった。

それらの弱点を「テクノビーム」+「パナソニック電工が行う構造計算」によって
克服した工法がテクノストラクチャーなのです。

その4 他メーカーよりここが一番っていうポイントは?

住宅には同じ間取りの住宅がほとんどなく、それぞれの間取りでは必要な強さ、必要な部材は異なっています。

テクノストラクチャーはパナソニック電工がお客様の住宅を一棟一棟構造計算と、主要構造部(基礎を除く)の全棟施工検査を行い、すべての物件について構造的に問題がないか確認しています。

これが他メーカーと異なる一番のポイントです。(一般的な在来木造住宅では構造計算が行われない事が多い。)

なお、構造計算により国土交通省が認める住宅の強さの最高ランク(耐震等級3)を取得することが出来ます。

耐震等級1とは、震度6強〜震度7程度(関東大震災で東京において発生したと予想される地震の揺れ)に対して、倒壊、崩壊しない程度の強さです。耐震等級2とは耐震等級1の1.25倍の力、耐震等級3とは耐震等級1の1.5倍の力に耐えるランクです。

その5 鉄骨造と何が違うの?

鉄骨造とは、柱や梁などすべての構造が鉄骨で作られている構造です。

テクノストラクチャー工法は、日本人になじみの深い木造住宅の梁の部分に、強度の強い鉄骨を使用している工法です。

つまり、木と鉄の強みを融合している工法なのです。
  強み 弱み
テクノストラクチャー ・鉄骨の強い梁で高い強度
・自由設計の多彩なプラン、外観
・一棟ごとの構造計算で高い耐震性
・在来木造より価格が若干高い
在来木造 ・手作りの良さ
・運搬、組立てが容易
・高い設計自由度
・品質にばらつき
鉄骨造 ・工期が短い
・運搬、組立てが容易
・耐震性が高い
・耐火性に問題
・外観が単調になりやすい
・柱型が露出
ツーバイフォー ・組立てが簡単
・工期が短い
・窓、壁の配置に制約
・下からの組立てになるので
 施工中の雨に弱い

その6 鉄骨住宅より強いの?

一概にどちらのほうが強いとは言えません。

建物の強度は鉄骨造でもテクノストラクチャーでも柱や梁のサイズ、間取り、建物の重さなど様々な条件によって異なります。つまり条件に応じた最適な設計が行われることが重要です。

テクノストラクチャーの住宅は、パナソニック電工による全棟構造計算書のお墨付き安心住宅です。

その7 地震に強いってどのくらいの地震まで耐えられるの?

プランやさまざまな条件によって異なりますが、阪神淡路大震災クラスの地震には余裕をもって耐えれます。

実際には、実大実験により阪神淡路大震災と同じクラスの震度7の強さで5回の揺れを与えても損傷がありませんでした。
実験に用いた住宅は総2階のいかにも強そうな形ではなく、よくある間取りを忠実に再現した住宅でした。

また、地震の揺れを直接住宅に伝えることなく、揺れの大きさを約1/10まで低減する免震工法も取り揃えています。

その8 テクノストラクチャーは強いけど、木造は弱いってことなの?

木造が弱いということでは決してありません。世界最古の木造建築といわれるならの法隆寺は約1300歳です。
建物の強さは材料だけで決まるのではなく、正しく設計し、正しく施工された建物が強いのです。

テクノストラクチャーの住宅は経験や勘に頼ることなく、パナソニック電工の構造の専門家が一棟一棟緻密な構造計算で正しく設計し、その設計図どおりに正しく施工されているかを専門の検査員が厳しくチェックするので「強くて安心」なのです。

その9 構造計算って何?

構造計算とは、お客様のオリジナルの家に合わせてコンピューターで「災害シミュレーション」を行っているのです。そのシミュレーションの結果、地震や台風のときに危険であると判断された場合は、間取りや壁の位置の変更などを行い、安全と判断されるまで徹底的にプランの検証を行います。このようにして家を設計しているのです。

また、テクノストラクチャーでは、安全を確認した構造計算書結果をお客様に確認して頂けるようにしています。 (構造計算図書見本)

◆自動躯体設計によりお出しする図面類一覧表
基礎伏図 10 屋根番号図
基礎伏図補足図 11 主要木部材一覧表
テクノストラクチャー配筋説明図 12 テクノ部材一覧表
1階床伏図 13 構造検討結果シート
2階(3階)床伏図 14 積算用建築数量一覧表
屋根伏図 15 木部材加工図
1階床番号図 16 テクノ部材一覧表
2階(3階)梁番号図 17 (住宅性能表示関連資料)
小屋梁番号図    

その10 構造計算してあるっていうけど、地震が来たときに壊れないの?

コンピュータによる緻密な災害シュミレーションが本当に大丈夫であることを証明するために、実物大の耐震実験を行いました。

これは、一般的な間取りの37坪住宅を阪神淡路大震災と同じクラスの地震の強さで揺らした実験なんですが、なんと5回の揺れを与えても損傷がありませんでした。

このように、構造計算で安全を確認した建物が、実際に安全であることもしっかりと確認しておりますのでご安心ください。